metabo
メタボ解消
メタボリックシンドロームとは何?
メタボリックシンドロームとは、「内臓脂肪の蓄積があり、血中脂質が異常で、高血圧、高血糖の状態であること」を言います。
血中脂質の異常、高血圧、高血糖の3つは動脈硬化の危険因子と言われています。
それぞれの値に異常があっても自覚症状はないのが特徴です。
内臓脂肪の蓄積があると、「動脈硬化の危険因子」はまとまって2つ3つと複数生じる傾向があります。
軽度の異常であっても重なると動脈硬化が促進されます。だから知らない間に動脈硬化を起こして死に至ることもあるのです。
軽度の異常であっても決して侮ってはいけません。
つまりこの「動脈硬化の危険因子」はサイレントキラー(沈黙の殺し屋)というわけですね。
メタボリックシンドロームの判断の目安
メタボリックシンドロームの基盤は内臓脂肪の蓄積です。
内臓脂肪の蓄積状態は、腹回りの長さ、つまり腹囲 が、ある程度の目安になります。
腹囲の測り方は、おへそ周りを測ります。おへそが垂れて下を向いているときは、お腹の最も突き出している腹回りを測ります。
腹囲が、男性は85cm以上、女性は90cm以上の人は、メタボと判断されます。
BMIが25以上であれば、肥満です。
BMI = 体重(kg)/{身長(m)×身長(m)}
標準体重(kg) = 身長(m)× 身長(m)×22
血液検査による判断の目安
次の3つの中のどれか2つ以上当てはまれば、残念ながら、メタボリックシンドロームです。
1.血液中の脂質
・中性脂肪値:150mg/dl 以上。
・HDLコレステロール値:40mg/dl 未満。
2つのどちらか、または両方。
2.血圧
・最高値(収縮期血圧):130mmHg 以上。
・最低値(拡張期血圧): 85mmHg 以上。
2つのどちらか、または両方。
3.血液中の糖
・空腹時血糖値:110mg/dl 以上。